![【修羅場】弁護士と名乗る男性が家に来た 。相手家族のDNA鑑定書?を持参していて、姉と家族の親子鑑定をさせて欲しいと言う話だった。](https://huwakawa.com/huwakawa/wp-content/uploads/2021/09/gahag-0013541828-1.jpg)
温厚な父が、電話口で押し問答した挙句に
とうとう電話を叩き切った
漏れ聞こえてきた内容から推測すると
産院で取り違えがあったらしい
母も私も呆然としていたし、
父は無言で寝室に篭ってしまった
数日後、弁護士と名乗る男性が家に来た
相手家族のDNA鑑定書?を持参していて、
姉と家族の親子鑑定をさせて欲しいと言う話だった
ちなみに、うちは家族四人全員A型
この時点で、まだ結婚して家を出た姉には何も知らせていなかった
母がずっと泣きどおしだったが、
相手の鑑定書の子供の名前を見た瞬間泣き止んで
「この子はどんな子ですか?今何をしていますか?」と聞いた
変な話だけど、その時初めて私も、
血の繋がった「姉」がもう一人いるんだと気がついた
姉も自分にとっては本当の姉だけど、
この「姉」も自分の姉なんだ!みたいに頭に衝撃が走った
弁護士さんは即答せずに、言葉を濁していたので
なんとなく、「姉」が自分たち家族を拒否しているのかな?と
思ってお腹の中がヒヤッと重くなった
父は長いこと黙っていたが、
「あの子も大人なので、どうするか自分で判断する権利がある」と
姉を電話で呼んだ
姉は話を聞いて、真っ白な顔でひたすらまばたきを繰り返して、
ちょっと怖かったが
「今更親子じゃないと言われても、
両親は両親だし、そちらのご夫婦を親と思うのは難しい
会わない方がお互いの為だと思う」と言った
ただ、姉の子が遺伝子病の一種にかかっており、
実両親の既往症などは知っておきたい、
と言い鑑定を受けることになった
ちなみにこの時点で、
姉が本当に取り違えられた子かどうかは分かっていなかった
同じ時期に産院にいて、取り違えられた可能性のある子供の一人だった
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