ここから先の後日談プリーズ
あとは、お土産に貰った菓子が
賞味期限二三日前だったり。
(賞味期限間際になる事が早々ないような菓子)
と、主にやられるのは食べ物だけ。
でもそれ以外は凸も電話も小言もない人だった。
訪問していたのもウトが他界して以来
トメの落ち込みようが酷かったからだし、
こんな地味過ぎるやり方で
何かが解消されるなら良いか、
位に大して気にも止めていなかった。
31 :2/3:2009/07/01(水) 16:51:48 O
続き
ところが、2年前にトメが脳梗塞を起こした。
左半身に軽い麻痺が残り、
自活は厳しい状態。
旦那や親戚が話し合い、
トメを施設へ…とまとまりかけた所に、
トメ本人が大反対。
見舞いに行って、旦那が話をしようとするも
「いやだ!いやだ!一人きりはいやだ!」と。
「あそこは私の家なのに!
お父さんと一緒だった家なのに!
離れたくない!思い出を失いたくない!」
見ていて哀れだと思った。
そしてそれに感化されたのがうちの旦那…。
わからなくはない。
旦那も両親との思い出もある。
トメが施設に行けば、
その家も無くなる可能性がある訳だし。
でも、その介護要員に私を選ぶとは何事なんだろう。
「何とかならない?おまえなら出来るだろ?」
「嫁さん、お願い…」
って。
確かに医療系に勤めているけど、
縋るような旦那とトメの目を見て、
私は目の前が真っ暗になった。
コメント
訪問介護とデイサービス組み合わせれば自立できたんじゃないの?馬鹿なトメだな。お嫁さんをあてにせずに少しでも自分で自分動かないと寝たきりになるから。
我が家はそこそこ田舎なので道も店舗の通路も広い。電動車椅子で一人で買い物している高齢者なんて珍しくもない。
by かっぱちゃん 2023年6月21日 4:54 PM
うちの爺さんが実際そうだったけど、「自宅で家族に介護されて看取られながら最後を迎える」ってのに憧れる年寄りは多いらしい。それだけならまだ解らんでもないが、大概「そのために他の家族の生活はすべて介護に捧げる」という前提が付く(これもうちの爺さんもそう思っている気配があった)。
by とおりすがり 2023年8月15日 4:42 PM